JA高知県-日高支所
JA高知県-日高支所では、冬春には日高村・佐川町のシュガートマト、夏秋には仁淀川町のぴゅあトマトと一年中通して高糖度のフルーツトマトを取り扱っています。
その他には、仁淀川地域でとれる良質なお茶や、佐川町でイチゴやニラなどの取り扱いがあります。
トマトの選別においては「色」「形」「糖度」を厳しく審査致します。
トマト品質基準カードにより、時期に合わせたトマトの理想の色や形を生産者に示唆し、さらにトマト専用選果施設でカメラ選別により色や形を選別し、光センサーにより糖度や酸度を正確に測ります。
シュガートマトの糖度を正確に見極めるのはトマト専用選果施設。
JA高知県-日高支所では、非破壊で糖・酸度を測定する“光センサー”を備えた「トマト選果施設」を建設。
光センサーにより、1つ1つ測定をして糖度基準をクリアしたトマトのみを選びました。
これまでトマトは、収穫後に生産者が糖度(果実などに含まれる「ショ糖」の含量を%で表したもの)はサンプリングによって、大きさ・形は手作業でひとつひとつ経験を頼りに選別していましたが、一転して、選別から荷造りまでが驚くほど正確に、スピーディーに処理できます。
光センサーは果樹の選果場では普及していますが、トマト専用として本格的に導入しているのは全国でも日高支所が初めての試みでした。
近年は産地の規模拡大や、トマト栽培の技術の向上に伴い、糖度が7度から高いものでは12度もしくは13度くらいの高い糖度のトマトが採れるようになりました。
それに伴い、光センサーを2ライン導入することにより、より細かくトマトの糖度を選別することが可能となり、糖度別でシュガートマトを楽しんで頂けるよう、新しくシュガートマトに3タイプのバリエーションを用意しました。
JA高知県-日高支所では行政により定められた、農作物栽培の慣行基準に対し、農薬は5割減、化学合成物は3割減を自主的に目標を掲げ、取り組んでいます。
環境に及ぼす影響を最小限にくい止めることを目的に定められた環境に関する国際的な標準規格ISO14001への取り組みや、エコファームの取得など、環境にも配慮し、より安全で安心で高品質なものを届けたいと努力しがんばっています。